2011年5月31日火曜日

レディー・ガガに学ぶビジネス戦略、SNS活用で親近感

もうガガ様は誰にも止めることはできないようですね。


[ベルリン 25日 ロイター] 奇抜なファッションやワイルドなパフォーマンスで知られる米人気ポップ歌手のレディー・ガガ。その革新的な戦略は、企業にとって学ぶべきところが多いと、ドイツのビジネス研究者は語る。

ベルリンにあるビジネススクール「European School of Management and Technology」の教授で、アーティストから学ぶビジネス書も最近出版したマーティン・クップ氏は、レディー・ガガのブランド構築の仕方に注目。レディー・ガガはミュージシャンなのか、芸術家なのか、ファッションデザイナーなのか、どれか1つに当てはめることができないとし、新たなビジネスモデルとなっていると指摘する。

 同氏によると、レディー・ガガは、インターネットという新たな媒体に適応していくことに苦戦していた音楽業界を生き返らせ、彼女のファッションなど音楽以外の活動がレコードの収益にもつながっているという。

 またクップ氏は、レディー・ガガのソーシャルメディアの使い方が企業を活性化するのに役立つとみている。レディー・ガガは、従来のマーケティング手法ではなく、会員制交流サイト「フェースブック」や短文投稿サイト「ツイッター」上で交流することで多くのファンを獲得しており、「ソーシャルメディアが一方的なコミュニケーションではないことを理解している」と分析する。

 クップ氏は、レディー・ガガがファンのことを「リトルモンスター」、自分のことを「マザーモンスター」と呼んでいることにも触れ、そういった絆や親近感を生み出せるのはソーシャルメディアならではの特長だと指摘している。

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