2011年8月5日金曜日

ワタリウム美術館で草間彌生さん企画展-60年代作品にフォーカス /東京

芸術とはわかる人じゃないとわからないんですよね~。
素人から見たらガラクタのものがとんだ値打ちのものがあるんですよ。
変な作品だからってすぐに批判する前に値段聞いてからのほうがいいですね!

 ワタリウム美術館(渋谷区神宮前3、TEL 03-3402-3001)で8月6日から、前衛芸術家・草間彌生さんの1960年代のアートに着目した「草間彌生 ディ・フェスティバル in '60s 展」が開催される。(シブヤ経済新聞)

 1929(昭和4)年長野県生まれの草間さん。1957(昭和32)年に渡米後、巨大な平面作品やソフトスカルプチャー、鏡や電飾を使った「環境彫刻」を発表。1960年代後半にはボディーペインティング、ファッションショーや反戦運動などを行ったほか、映画製作や新聞の発行などメディアを使った表現にも着手。1968年に発表した自作自演の映画「草間の自己消滅」は第4回ベルギー国際短編映画祭に入賞、アン・アーバー映画祭で銀賞を受賞するなどした。

 1973(昭和48)年に帰国後は、美術作品の制作発表を続けながら、小説・詩集も多数発表し、1983(昭和58)年には小説「クリストファー男娼窟」で第10回野性時代新人賞を受賞した。国内をはじめヨーロッパやアメリカなど各国で作品を発表。これまでに、芸術選奨文部大臣賞や外務大臣表彰、紺綬褒章、フランス芸術文化勲章「オフィシェ」などを受賞・章。2009年には文化功労者に選ばれた。

 草間さんの初期の活動は海外の美術館から高く評価され、昨年から今年にかけてのスペイン・マドリッド「ソフィア王妃芸術センター」を皮切りに、仏パリ「ポンピドゥーセンター」や英ロンドン「テートモダン」、米ニューヨーク「ホイットニー美術館」での欧米巡回展でも展示され始めている。同展では、「草間の自己消滅」(1967年)などの映像作品6本、ドキュメント写真・写真作品約300点、彫刻・インスタレーション3点、草間さんが語ったテキストなど1960年代に発表された作品を中心に展示。映像作品は、国内で初めて無修正動画で上映する。

 開館時間は11時~19時(水曜は21時まで)。月曜休館(9月19日、10月10日は開館)。入館料(会期中何度も入場可能なパスポート制チケット)は、大人=1,000円、学生(25歳以下)=800円ほか。11月27日まで。

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