2011年3月30日水曜日

【ハリウッドより愛をこめて】メッセージ、義援金…セレブたちからの支援の輪広がる

海外アーティストからのありがたい支援ですね!!


いま、世界中の人々が日本の方々一人一人のために祈りを捧げています。震災から2週間以上経ちますが、みなさんはおそらくこれまでで最も大きな試練を前にしているかと思います。未だ危機的状況が続いている中、アメリカでは日本の人々がいかに勇敢で強い国民であるかが語られています。ハリウッドでも、日本が受けた被害の大きさ、深刻な物資と資産の不足が大きな注目を集めており、多くのセレブたちが日本が直面している危機を訴えかけ、義援金の呼びかけをするなど素晴らしい姿勢を見せています。先週に続き、その模様をご紹介したいと思います。

まずはじめに、長年にわたりライヴエイドを含む多くのチャリティコンサートを行ってきたカナダ出身のシンガーソングライター、ブライアン・アダムスは、日本への義援金のためにロック・コンサートを計画していると発表。ブライアンは、「日本はこれまでロック歌手に多くのものをもたらしてくれた。全てのロック歌手が日本と共に時を過ごしてきたよ」と説明しました。私ももちろん、この言葉には同感です! 日本の音楽ファンは、世界でも最も誠実な音楽ファンだと思います!

音楽関連では、他にも地震により日本公演を中止したハードロック・バンド「パイパン・メイデン」が、バンドTシャツの売上を日本に寄付するとのこと。また、アメリカ出身の3兄弟バンド「ハンソン」も、テキサス州の州都オースティンで「サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)」という巨大音楽イベントに出演しました。彼らは日本の被災者のため12時間にわたるチャリティライヴをインターネット生配信にて行いました。同ライヴには、ロックバンド「R.E.M」のメンバーであるマイケル・スタイプなど彼らの友人たちが多数出演し、その多くが募金も行いました。楽曲の売上は全て赤十字社に寄付されるとのこと。

一方、ユニバーサル ミュージックはジャスティン・ビーバーや「U2」、レディー・ガガ、リアーナ、さらにボン・ジョヴィらトップ・アーティストを集め、日本の被災者のためのコンピレーション・アルバム「SONGS FOR JAPAN」を音楽配信限定で発売。さらに、日本でも大人気のシンガー・ソングライター、ジャック・ジョンソンは5万ドル(約400万円)の寄付を発表、「ボーイズIIメン」も赤十字に送る10万ドル(約800万円)の募金への協力をファンに呼びかけました。

一方、ファッション界では、2つの人気ファッション・ブランドが日本への寄付を表明しました。ひとつは、ニューヨーク発のファッション・ブランド「コーチ」で、500万ドル(約4億円)を赤十字社に寄付しました。もうひとつは、若者に大人気の「フォーエバー21」。世界のオンラインショップでの1日分の売上を義援金として日本に寄付しました。

もちろん、大災害に直面した日本ではいま、解決しなければいけない様々な問題があり、より多くの義援金が求められますが、その前に人々が自ら進んで支援のため立ち上がっているということに心を打たれるばかりです。力を合わせて頑張りましょう!

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